先日
あるTV番組に出演していた某有名日本料理長が
「桜」の語源のひとつとされる話をしていた。
サクラの【サ】は山の神(稲の神)。
【クラ】は山の神が一時宿る神の「座」を意味している。
桜が咲く季節には
桜の木に山の神様が宿る。
どんなときも
桜の花を愛でる心を忘れずに。。。という話だった。
2011年
初日の出は
家族揃って、松島から拝んだ。
東北までのドライブ。
その土地の人達が
はるか昔からずっとずっと
守り続けてきた
素晴らしい景色。
環境。
その素晴らしい環境のなかで
数々の世代が巡り
時代を越えてきた。。。
東北での人とのふれあいや
目にした景色が
五感をとおして
しきりに心に訴えかけてくる。
日本
いままでも
様々な苦境を乗り越え
立ち上がってきた日本。
「あの日」は
突然、数えきれない人々の
平穏な日常を奪っていき
しばらく
常に自分の心のなかは
なにもできないという虚無感と
なにかしなければという強迫感の
繰り返しだった。
でも
仲間からたくさんの助言をもらった。
どんなに過酷な状況でも
変わりなく巡ってくる季節の恵〔めぐみ〕に
底知れぬパワーをもらった。
被災していない自分達は
被災した人々のために
できる範囲で
できることを
続けていこう。
そして
笑顔を忘れずにいよう。
元気を発信していこう。
そう強く思った。
「あの日」を心に刻み
支え合い
立ち上がり
共に
心をひとつにして。。。
この素晴らしい日本の景色を愛でる心を
まだ幼き子供たちに
そして
これから生まれくるたくさんの命に
受け継いでいくためにも。