2011年04月19日
三多気の山桜
先日
あるTV番組に出演していた某有名日本料理長が
「桜」の語源のひとつとされる話をしていた。
サクラの【サ】は山の神(稲の神)。
【クラ】は山の神が一時宿る神の「座」を意味している。
桜が咲く季節には
桜の木に山の神様が宿る。
どんなときも
桜の花を愛でる心を忘れずに。。。という話だった。
2011年
初日の出は
家族揃って、松島から拝んだ。
東北までのドライブ。
その土地の人達が
はるか昔からずっとずっと
守り続けてきた
素晴らしい景色。
環境。
その素晴らしい環境のなかで
数々の世代が巡り
時代を越えてきた。。。
東北での人とのふれあいや
目にした景色が
五感をとおして
しきりに心に訴えかけてくる。
日本
いままでも
様々な苦境を乗り越え
立ち上がってきた日本。
「あの日」は
突然、数えきれない人々の
平穏な日常を奪っていき
しばらく
常に自分の心のなかは
なにもできないという虚無感と
なにかしなければという強迫感の
繰り返しだった。
でも
仲間からたくさんの助言をもらった。
どんなに過酷な状況でも
変わりなく巡ってくる季節の恵〔めぐみ〕に
底知れぬパワーをもらった。
被災していない自分達は
被災した人々のために
できる範囲で
できることを
続けていこう。
そして
笑顔を忘れずにいよう。
元気を発信していこう。
そう強く思った。
「あの日」を心に刻み
支え合い
立ち上がり
共に
心をひとつにして。。。
この素晴らしい日本の景色を愛でる心を
まだ幼き子供たちに
そして
これから生まれくるたくさんの命に
受け継いでいくためにも。
2010年10月20日
2010年06月01日
優しい空

【 iPhoneにて撮影 】
先週土曜、午後6時前
三重県の宮リバー度会(わたらい)パークに向けて家を出発。
待ちに待った、カヤック仲間達との
宮川DR(ダウンリバー)&前夜の宴を楽しむために♪
しかし、出発までの私は
渦巻く怒涛のような時間に翻弄されていた。
ようやく出発のとき。
旦那が運転を引き受けてくれたので、私は後部座席へと沈みこんだ。
途中、立ち寄った天理SAで車から重い体を降ろし
ふと空を見上げると
雲が風に乗って流れていた。
どんどんと、雲の表情が変わっていく。
どれほどかは分からないが、しばらくの間ずっと
空を見上げていた。
心が落ち着いていくのが分かる。
ざらついてたココロが、すっかり癒され
身もココロも軽くなったような気がした。
この時の空は、とても私に優しかった。
三重県の宮リバー度会(わたらい)パークに向けて家を出発。
待ちに待った、カヤック仲間達との
宮川DR(ダウンリバー)&前夜の宴を楽しむために♪
しかし、出発までの私は
渦巻く怒涛のような時間に翻弄されていた。
ようやく出発のとき。
旦那が運転を引き受けてくれたので、私は後部座席へと沈みこんだ。
途中、立ち寄った天理SAで車から重い体を降ろし
ふと空を見上げると
雲が風に乗って流れていた。
どんどんと、雲の表情が変わっていく。
どれほどかは分からないが、しばらくの間ずっと
空を見上げていた。
心が落ち着いていくのが分かる。
ざらついてたココロが、すっかり癒され
身もココロも軽くなったような気がした。
この時の空は、とても私に優しかった。
2010年05月11日
アナログ人間
今日はハッキリしないお天気ですね。
朝晩は、まだ肌寒く
調子を崩されているかたも多いのではないでしょうか。
そういう私も今朝から喉の奥にエヘン虫が出没し始めました。
今月28日は、いよいよ日本でもiPad発売。
先日、予約開始となりましたね。
娘が「 iPhoneの大きいのが出るんやって~ 」と言っていました。
電子書籍化。
そっかー。
自分の時代は本棚に何段も大きな百科事典が並んでいて
でも、その多くのページが日の目をみることなく。。。
今はなんでもネットで情報が入る世の中。
そういう今でも、小学校では辞書を引く重要性を説いています。
そして、我が娘も私と同じく付箋魔で。(笑)
その紙の匂い。
その重さ。
その装丁への執着。
それを手に入れるまでのワクワク感。
本屋さんに至る道中でのモノやヒトとの出会いだったり。。。
電子化では到底手に入れることのできないものたち、それは
とても大切な感覚なのかもしれない。
来年の7月でテレビがデジタルへと移行しますね。
幼い頃、よく
急に画面がフリーズし、しばらくすると「 しばらくおまちください 」の文字が
シンプルな画面と共に登場していました。
それが何故か恐くて。
その画面のあいだは隠れたりしていました。
勿論、そんな気持ちは成長と共に、
「 あぁ、今頃テレビ局の人たち、慌ただしくガンバってはるんやろな~ 」という気持ちに変わりましたよ。(笑)
時代と共に、そんな不具合も滅多に見られなくなり
やがては、ひとつの画面でいくつも視聴できたり
もっともっと便利な機能もできたり。。。
今になると
当時、嫌っていたあの「 しばらくおまちください 」の画面が
やけに人間味があって愛おしくもあります。
実は
昨夜作成していたレポがハプニングでまたまた消失。
言い訳記事を一言だけ綴るつもりが、結構長くなってしまった。
こんなになるなら再度レポ少しは仕上げれたなぁ。
しまった。。。
でも
思い通りに進まないのが人生。
これを寄り道と考えるなら得るものもあるはず。
よし!
ポジティブに進めていかねば。。。
あ! 無理してるそこのアナタ。
人間はアナログですよ。
深呼吸して、大きくノビしましょう!
まずは、そこから。
2008年09月07日
ヒーリング・ミュージック♪
誰しも
異常気象が増えてきているのを実感している今日この頃
それは、毎年
悪い意味で更新されています。。。
訳あって、外出がほとんどできない状況のなか
先日、ゲリラ豪雨に見舞われました。
15分ほどの出来事でしたが、凄まじかった。。。
各地で被害をもたらしているゲリラ豪雨
日本が亜熱帯化してきてる?
『地球の温暖化』
ここまでくると
かなり深刻な事態だと思います。
朝の某TV番組スタッフが
オリンピックが閉幕してからの北京を取材した際
北京市民に
「オリンピック開幕前と
閉幕後と、一番なにが変わりましたか?」と質問。
多数の人が同じことを答えました。
「青空が見えるようになった。」
なんだか悲しくなりました。。。
失くして、初めて気づく有難さ
取り戻して、初めて気づく有難さ
取り戻せるうちに、なにか動かなければ。。。
地球は、こんなにも悲鳴をあげているのに。。。
↑ 私の大好きなヒーリング・ミュージックを生み出す男女ユニット 【S.E.N.S.】
Sound(音楽).Earth(地球).Nature(自然).Spirit(精神、魂) の頭文字をとって
センスと名付けられています。
言葉のないインストルメンタル。。。曲を聴いた人それぞれの想像を膨らませる。
言葉の壁がない分、その心地よい旋律は世界中で愛されています。
結成されてから、今年で20年目を迎えたS.E.N.S.
壮大で、かつ瑞々しいその楽曲は、ドキュメンタリー番組のみならず
TVドラマ等のサウンドトラックや、CM挿入曲としてもよく使われているので
ユニット名は、ご存じなくても、曲を耳にすれば頷くかたも多いはず。
我が家でも、ビデオを編集する際
挿入曲として、よくお世話になっています^^
はじめに紹介しています 『 Wind a time (人と時と風の中へ) 』 は
大好きな曲のひとつで
その優しい旋律を聴くたび、癒されています。
これを聴きながらだと、ドライブ中でもスピードを抑えられますよw 私はですが^^;
尚、寝不足のときに聴くとヤバいです。
居眠り運転にはご注意を^^;
この曲を聴いて退屈だと思われたかたは
今、心が元気な証拠かも知れませんね。
勿論、好みもあるので
決して一概には言えませんがf^_^;
心を無にして聴くと
疲れてるときには、効く一本ですよ。
栄養ドリンクと一緒に、いっときましょ(^-^)
1993年に放送されたTVドラマ【あすなろ白書】(出演;石田ひかり・筒井道隆・中居正広、他)の
音楽も担当されていまして
そのなかでも 『 Like a Wind (風のように) 』 という曲は、大好きで
いつか、ピアノで弾いてみたいなと思ったりしています^^
『 Remembering Me 』 は、数々の場面で使われている曲ですが
韓国ドラマ【 美しき日々 】 の挿入曲として使われて、一時話題になったそうです^^
今からなにかを始めるぞっ!てときなんかに聴くと、最高^^b
前向きに、
そして、とっても清々しい気持ちになれる。。。
そんな曲なので、興味があれば是非聴いてみてください^^
※曲名、めっさ勘違いしてました^^; よって9月10日夕方に、一部訂正しています<(_ _)>
2008年04月28日
命の重さ

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
記事にするか正直迷いました。
突然ですが
命って、そんなに軽いものですか
自分で、自分の命を閉じるに至るまでには
いろんな葛藤や、挫折、あるいは病に倒れて。。。
それで理性を失ったからだと。
こんな私も幼い頃から
自分の存在の意味を見いだせず
リセット。。。いえ、やり直すのではなくて。。。
消えて、なくなりたかった時期が多々ありました。
結婚というものに対して
一切あこがれもなく育ってきた私が
縁あって、結婚、そして母となり思うこと。
それは、
命は簡単に得られるものじゃないってこと。
母体に命が宿り
この世で光を浴びるまでには様々なドラマがあるってこと。
光を浴びることなく、とても辛く悲しいことに
閉じてしまう命もあるなかで
力強く命が育まれたからこそ、今こうして生きている。
人生を歩んでいくなかで
人を信じることに憶病になったり
傷つくことに疲れたり。。。
そのことが波のように押し迫ってきて
一人眠りにつく前に
心のなかを闇が埋めつくすこともあるかもしれない。
でもね
その重く覆いかぶさった闇は
今、あなたを脅かす原因かもしれないけれど
決して、あなたを縛りつけるものなんかじゃないってことに気付いてほしい。
辛かった過去も無理に忘れようとしなくていい。
だって、忘れるなんてできないでしょ。
忘れようとする莫大なエネルギーが、かえって自分を潰すこともあるから。
そのエネルギーは
前へ前へと一歩一歩進んでいくためのエネルギーに変えよう。
傷ついた過去は、過去のもの。
今は、もう違う自分なのだから。。。
未来を切り拓くのも、闇にとどまるのも
それは自分次第!
歩んでいくなかで
大なり小なり傷つくこともあるでしょう。
でも、恐れないで!
傷ついた過去があなたをきっと、より強くしてくれている。
一人で頑張らないでね。
きっと、あなたの声に耳を傾けてくれる人がいるはず。
結果を焦らないで!
今こうして生きていることに意味はあるのだから。。。
腹を立てている自分を責めなくていい。
泣きそうになる自分を情けなく思わなくていい。
人間には、喜怒哀楽という感情が備わっているのだから。
感情を押しころしてばかりいるのは
マイナスになることはあっても、プラスにはならないよ。
人間関係で悩んでいる人へ
地球上には約65億人の人間がいる。
みんな違った考えで当たり前なんだと割り切っていこう。
個性だと思えば重荷にならないし
ずっと一生付き合っていかねばならない相手ではないはず。
学校や、職場。。。
変化する場なのだから。。。辛く思いこまないで。
疑念を抱かず、悲観せず
もっと自然に人と向き合って、一度きりの人生を楽しみましょう。
傷つくことは
傷つけることより、良かったんだと自分に言い聞かせて。
いつの日か、きっと
前へ進んで良かったと気づくときが
必ず来るから。。。
『わたしと小鳥と鈴と』
わたしが両手を広げても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥はわたしのように
地面(じべた)をはやくは走れない
わたしがからだを揺すっても
きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんの歌は知らないよ
鈴と小鳥と、それからわたし
みんなちがって、みんないい
わたしが両手を広げても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥はわたしのように
地面(じべた)をはやくは走れない
わたしがからだを揺すっても
きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんの歌は知らないよ
鈴と小鳥と、それからわたし
みんなちがって、みんないい
【童謡詩人である金子みすずさんの詩集より】
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【追記】
最後まで目を通してくださり、ありがとうございます!
記事は、あくまでも私の主観です。
幼い頃の私への問いかけでもあり
現代社会で、命を軽視している傾向への危機感から綴りました。
いただいたコメントへのお返事は
勝手ながら、29日夜以降となりますことをご了承ください。